骨折など

骨折の後遺障害

後遺障害が残るケース

後遺障害が残るケース交通事故で骨折した部位の治療として、手術やギプスによる固定などを行って、折れた骨を元通りに癒着しようとしますが、骨と骨が正常に癒着しなかったり、癒着の過程で仮骨という組織が過剰発生したりすると、「変形癒着」や「過剰仮骨残存」として後遺障害が残るケースがあります。

骨折の後遺障害の例

概要 後遺障害の例
変形治癒 骨折した部分が曲がったまま癒合してしまった状態
  • 機能障害
  • 変形障害
過剰仮骨残存 癒着の過程で仮骨という組織が骨折部分に過剰発生し、関節の動きを阻害している状態
  • 機能障害
  • 神経障害
偽関節 骨折した部分の付着が不完全な状態
  • 変形障害
骨壊死 骨折が原因で血液の流れが阻害され、骨片が壊死した状態
  • 短縮障害
  • 機能障害

骨折で認定される後遺障害等級

骨折で認定される後遺障害等級交通事故で骨折すると、継続して治療を受けても骨が完全に癒着しなかったり、骨壊死などに至ったりした場合には、「短縮障害」「機能障害」「変形障害」「神経障害」などの後遺障害が残ることがあります。骨折で認定される後遺障害等級は次の通りです。

後遺障害 概要 等級
短縮障害 骨盤下部から足首までの長さを測って、正常な足よりも短縮した状態
  • 短縮が5cm以上の場合:8級
  • 短縮が3cm以上の場合:10級
  • 短縮が1cm以上の場合:13級
機能障害 上肢または下肢の関節の用廃、可動域の制限が生じている状態
  • 1級
  • 5級
  • 6級
  • 8級
  • 10級
  • 12級
変形障害 上肢または下肢に偽関節または長管骨に癒合不全が残った状態
  • 7級
  • 8級
  • 12級
神経障害 骨折した部位に痛みやしびれなどの感覚障害が残った状態
  • 12級
  • 14級

骨折の後遺障害等級認定について

骨折の後遺障害では痛み・しびれの認定が問題になります

骨折による後遺障害は、骨の短縮や変形、偽関節化などレントゲン検査などで他覚的な所見が得られやすいので、後遺障害等級認定はさほど問題にはなりません。ですが、骨折した部分の関節の可動域の制限や、患部の痛みやしびれなどで認定を受けるのは簡単ではありません。
例えば、骨折した部分の関節の可動域に制限が生じている場合、骨の癒着が十分であり構造上、関節の可動域に影響がないと判断された時には、「リハビリが足りなかったため」とみなされて非該当となるケースも少なくありません。

関節可動域の制限で後遺障害等級認定を受けるために

関節可動域の制限で後遺障害等級認定を受けるために交通事故による骨折後、継続して治療を受けたにもかかわらず、骨の癒着が上手くいかず、患部に痛みが残ったり、骨が変形したり、関節の可動域が制限されたりすることがあります。これらは交通事故によって生じた後遺障害である以上、適正に損害賠償を受けるべきであると言えますが、上記でもお話しした通り、関節の可動域の制限などで後遺障害等級認定を受けるのは簡単ではありません。特に、ご自身で対応するとなると大変な労力が必要となるでしょう。
なので、関節可動域の制限などを含む骨折の後遺障害等級認定は、経験豊富な弁護士に任せることをおすすめします。大阪市北区・南森町駅の西田広一法律事務所ではこれまでの豊富な経験と、専門性の高い知識で適正な認定に向けて全力でバックアップ致します。是非一度、当事務所の無料相談までご連絡ください。

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