後遺障害

後遺障害とは

症状固定後も体に障害が残った状態を言います

症状固定後も体に障害が残った状態を言います後遺障害とは、交通事故による怪我・症状に対してこれ以上治療を継続しても改善が見込めなくなった(症状固定)後も、体に痛みなどの障害が残った状態のことを言います。主な障害として「器質障害」「機能障害」「奇形変形障害」「精神神経障害」などがあります。
自動車保険では労災基準に応じて後遺障害を1~14級に区分しています。1つでも等級が異なると賠償金額に大きな差が生じることになるため、事故後の生活の安定をはかるためには、適正な等級認定を受ける必要があります。

後遺障害で請求できる損害賠償

交通事故により後遺障害を負った場合には、次の2つの損賠賠償を請求することができます。

逸失利益

後遺障害における逸失利益とは、後遺障害がなければ得られたはずの利益のことで、事故前の被害者の収入額などを基に算出されます。

慰謝料

後遺障害における慰謝料は、後遺障害によって被った精神的損害を考慮した上で、認定された後遺障害等級に応じて支払われます。

部位別の主な後遺障害

頭部(脳)

頭部(脳)

  • 高次脳機能障害
  • 脳挫傷
  • クモ膜下出血
  • 硬膜下出血
  • 脳脊髄液減少症
  • びまん性軸索損傷
  • 外傷性てんかん

など

顔

  • 肥厚性瘢痕
  • 顔のケロイド

など

目

  • 眼球の損傷
  • 目の周囲のあざ・腫脹
  • 網膜剥離
  • 眼窩底骨折
  • 視神経損傷

など

耳

  • 難聴
  • 聴力障害
  • 耳鳴り
  • 耳漏
  • 損傷・欠損
  • 醜状障害

など

鼻

  • 嗅覚障害
  • 鼻呼吸困難
  • 損傷・欠損
  • 醜状障害

など

口(歯・舌・顎)

口(歯・舌・顎)

  • 歯の破折・動揺・脱臼
  • 顎骨の骨折
  • 顎関節脱臼
  • 咀嚼機能障害
  • 言語機能障害
  • 味覚障害
  • 嚥下機能障害

など

首

  • むち打ち
  • 頸椎椎間板ヘルニア

など

上肢(肩・腕・肘・手指)

上肢(肩・腕・肘・手指)

  • 上腕骨骨折
  • 肘頭骨折
  • 肘関節脱臼
  • 変形性肘関節症
  • 肘部管症候群
  • 月状骨周囲脱臼
  • 月状骨周囲靭帯損傷
  • 手根骨骨折
  •  TFCC損傷
  • 手根不安定症

など

腰

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎捻挫
  • 腰部挫傷
  • 胸腰椎骨折
  • 脊髄損傷

など

下肢(膝、股、足指)

下肢(膝、股、足指)

  • 前十字靭帯損傷(ACL損傷)
  • 腓骨骨折
  • 脛骨・腓骨骨幹部骨折
  • 脛骨骨折など…
  • 足関節捻挫
  • 足関節骨折・脱臼
  • 足首の可動域制限
  • 踵骨骨折
  • 距骨骨折など…
  • リスフラン関節の外傷
  • 足指の骨折

など

内臓

  • 生殖器の障害
  • 排尿障害
  • 頻尿
  • 内臓機能不全

など

その他

その他

  • 遷延性意識障害
  • 植物状態
  • 脊髄損傷
  • うつ病
  • PTSD

など

後遺障害等級認定の申し立てについて

「後遺障害かも…」と思った場合には後遺障害の認定の申し立てをします

「後遺障害にあたるかもしれない」と思った時には、主治医に「自動車損賠賠償責任保険後遺障害診断書」または「自動車損賠賠償責任保険歯科後遺障害診断」に、各部位の後遺障害の内容などを記載してもらい、保険会社を通じて各地区の調査事務所に後遺障害認定の申し立てを行います。調査事務所とは、保険会社とは別組織である「損害保険料率算出機構」という組織が設置している事務所で、ここで後遺障害に該当するかどうかや、該当する場合には等級の認定などを行います。

不服がある時には異議申し立てができます

不服がある時には異議申し立てができます後遺障害等級の認定を申し立てても、非該当と判定されたり、被害者が思われているよりも低い等級で認定されたりすることがあります。こうした場合には、被害者の身体的な障害をさらに詳細に明記した追加診断書や、後遺障害の状況を明らかにした様々な検査資料などを添えて、後遺障害等級認定のやり直しを求める異議申し立てを行うことができます。
調査事務所から後遺障害等級の認定が得られない場合であっても、裁判所が後遺障害等級を認定して、その分の損賠賠償を認めてくれるケースがあります。後遺障害等級の認定に疑問があったり、不満があったりする場合には弁護士に相談されることをおすすめします。

適正な後遺障害等級を獲得するために

1つでも等級が異なると金額に大きな差が生じます

1つでも等級が異なると金額に大きな差が生じます後遺障害等級には1~14級までの区分があり、等級が1つ違うだけで金額に大きな差が生じることになります。例えば等級が認定されなかった場合と14級認定とでは、100万円以上の差が生じることになります。このように適正な後遺障害等級が認定されないばかりに、受けられるつもりでいた補償が受けられなくなり、事故後の生活の不安定に繋がる恐れもあります。

適正な後遺障害等級認定を受けるために

適正な後遺障害等級認定を受けるために適正な後遺障害等級の認定を受けるためには、医療機関できちんと検査・治療を受けたり、医師から適切な診断を受けたりするなどの手続きが必要で、希望する認定が受けやすくなる条件というものがあります。大阪市北区・南森町駅の西田広一法律事務所にご相談頂ければ、適正な認定に向けて様々なアドバイスをさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

弁護士に相談して認定のやり直しを求めることも可能です

弁護士に相談して認定のやり直しを求めることも可能です後遺障害等級の認定に疑問があったり、不服だったりする時には、認定のやり直しを求める異議申し立てを行うことができます。ですが、そのためには追加の診断書や、後遺障害の状況を明らかにする客観的な検査資料などが必要となり、これらをご自身で揃えるのは簡単ではありません。後遺障害等級認定の経験豊富な弁護士がいる当事務所へご相談頂くことをおすすめします。初回の法律相談は無料で、時間に制限を設けずにゆっくりとお話をおうかがいさせて頂きます。

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