脊髄損傷

脊髄損傷とは

脊髄が損傷を受けることで麻痺などの症状が現れます

脊髄が損傷を受けることで麻痺などの症状が現れます脊髄損傷とは、背骨を通る神経組織である「脊髄」が交通事故の強い衝撃によりダメージを受けることで、脳からの指令を全身に伝達することができなくなり、手足が動かせなくなるなどの麻痺や、失禁などの排尿・排便障害が現れる障害です。

脊髄損傷の主な症状

交通事故によって脊髄がダメージを受けた場合、神経伝達機能が阻害されることで次のような症状が現れます。

麻痺

麻痺
  • 手足が動かせない
  • 手足の感覚がない
  • 体の強いしびれ

など

循環障害
  • 心拍数の低下
  • 血圧の低下
  • 除脈

など

呼吸障害
  • 呼吸不全
 排尿・排便障害

脊髄損傷の麻痺について

麻痺の範囲・程度によって後遺障害等級が認定されます

脊髄損傷において後遺障害等級を認定する時、障害によって現れる麻痺の範囲・程度によって判断されます。特に麻痺の程度については厚生労働省が具体的な基準を定めており、「高度」「中等度」「軽度」の3つ分類されています。

厚生労働省による麻痺の程度の分類

概要 症状の例
高度 障害のある部位の運動性・支持性がほとんど失われ、その部位の基本動作ができない
  • 完全硬直している
  • ものが持ち上げられない
  • 歩行できない
  • これらに準ずる場合 など
中等度 障害のある部位の運動性・支持性が相当程度失われ、基本動作にかなりの制限がある
  • 約500gのものが持ち上げられない
  • 字が書けない
  • 足の片方に障害が残ったため、杖や歩行具なしでは歩行が困難または階段が上れない など
軽度 障害のある部位の運動性・持続性が多少失われ、基本動作に制限がある
  • 文字を欠くことが困難
  • 両足に障害が残ったため、歩行速度が遅く、不安定または杖や歩行具なしでは階段を上れない など

脊髄損傷で認定される後遺障害等級

脊髄損傷の後遺障害等級認定では、どの部位にどんな麻痺が生じているかによって決定されます。

症状 等級
  • 高度の四肢麻痺
  • 高度の対麻痺
  • 中等度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
  • 中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
1級1号
  • 中等度の四肢麻痺
  • 軽度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
  • 中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
2級1号
  • 軽度の四肢麻痺
  • 中等度の対麻痺
3級3号
  • 軽度の対麻痺
  • 片方の足に高度の単麻痺
5級2号
片方の足に中等度の単麻痺 7級4号
片方の足に軽度の単麻痺 9級10号
その他の軽微な麻痺など 12級13号

脊髄損傷の後遺障害等級認定について

保険会社が「脊髄損傷に該当しない」と主張してくることも

保険会社が「脊髄損傷に該当しない」と主張してくることも交通事故によって脊髄がダメージを受け脊髄損傷となった場合、様々な症状が現れることになります。そのため、保険会社が「その症状は脊髄損傷には該当しない」と主張してくるケースも少なくありません。こうした場合でも、大阪市北区・南森町駅の西田広一法律事務所にご相談頂けましたら、適正な後遺障害等級認定が獲得できるように、医師の協力のもと、症状の合理的説明や客観的な資料集めなどのサポートを行わせて頂きます。
脊髄損傷により、両手足が動かせなくなり、事故と同じような生活が送れなくなったり、社会復帰が難しくなったりする方がおられます。そうした方が事故後も安定した生活を送れるように、適正な後遺障害等級の認定をサポートさせて頂きます。脊髄損傷の認定でお困りでしたら、お気軽に当事務所の無料相談にご連絡ください。

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